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子育て育児中に見たい映画【チョコレートドーナツ映画】

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全米で大称賛された実際にあったドキュメント映画

今日の記事はいつもと違った映画紹介♪(2012年アメリカ)

その映画は『チョコレートドーナツ』全米の映画賞を数々受賞し、観客賞も総なめにしたこの映画。是非見て頂きたいので内容は少しだけご紹介。

わずか90分の映画がここまでできるか!?

私もそんな映画が好きで評論するほど知識はないですが、たいていの有名映画や賞を受賞する映画は、俳優がものすごく日本でも知名度があったり、120分150分となる大作が多いように思いますが、この映画は少し違います。

1時間30分。わずか90分に様々な内容が盛り込まれている点も、この映画を凄いと思うポイントです。

この映画のテーマには、『同性愛』『育児放棄』『ダウン症』『里親制度』『差別撤廃の歴史』『愛』『裁判』『社会』『行政』ざっというとこれだけのテーマがありそれがわずか90分に凝縮され、映画を見ている側を引き込み、最後には考えさせられる大感動作です

公式ホームページから引用したあらすじ

『チョコレートドーナツ』

1970年代のアメリカ・ブルックリンで実際にあった「障がいを持ち、母親に育児放棄された子どもと、家族のように過ごすゲイの話」。本作はモデルになった男性と同じアパートに住んでいたジョージ・アーサー・ブルームによってシナリオ化された。2011年、トラヴィス・ファイン監督はこのシナリオを読み、崩れ落ちて涙を流したという。トラヴィス自身はゲイではない。だが、愛するわが子を奪われる苦しみに普遍性を感じたという。出会うこと、求めること、守ること、愛すること……ゲイもダウン症も関係なく、魂のレベルで求め合う愛はすべての人の心に届く。そして、『チョコレートドーナツ』は全米中の映画祭で上映され感動の渦に巻き込み、各地で観客賞を総ナメにするという快挙を成し遂げた。

引用元:http://bitters.co.jp/choco/index.html

この記事を書くにあたって公式HPを拝見したのですが、さすがは公式HPでまさにこの通りで、見る前に重要な予備知識としては『1970年代のアメリカ』であること。これは現代のアメリカの姿と照らしてみることで、『差別』に対するこれまでの様々な人の努力と歴史上における『差別』との戦いのようなものを連想させます。

子育て育児中に見たい映画

私も父親という立場で子供を持つという意味を考えたことがありました。
これを考えるにあたって、『母親』の役割と『父親』の役割が1つの命を育てるうえでどういった役割と存在なのかという事です。

『父親』と『母親』の最も大きな違いは、誰しも経験する自分の子どもとの初対面の瞬間です。
私の場合、別室待機で長男の出産に立ち会いましたのでなんともあっけないもので、看護師の方が『はい~、元気な男の子です~』ってな感じで『パパですね~おめでとうございます』が初対面。

痛みも苦しみもなく、突然『わが子』が目の前に現れる
この瞬間から『父親』になるのです。なんのきっかけもなく急に父親になるのです。
※御幣があってはいけませんので…母親の母になる瞬間も突然ですが、身体的な感覚を経ずにこの経験をするという意味です。

思い込みと刷り込みが人の役割を変える

先ほど追記した通り『自分は父親なんだ』『これから子供をしっかり育てたい』『どんな子供になって欲しいか』・・・
自らに自問しながら想像しながら日々を過ごし、その過程で『父親』になっていくんですね
これが早くにそうなる人もいれば、じわじわなる人もいます。
母親のような身体的感覚がないままこの瞬間を迎えますので母親以上に父親の個人差はあるのが一定普通だと考えていました。

この映画を見て衝撃を受けます

まずはこれが実話である点が見る前の予備知識としては重要でした

『親』になるということ

『戦い』『勝ち取り』親にならなければならない親。こんなにもリアルで複合的に描かれたら衝撃です

この映画に詰め込まれた『メッセージ』はいろんな立場で見る、考えることができます。

映画を見終わった瞬間、このメイキーズメディアで紹介した内容とは全く違う感覚を持つ方も多いと思います
前から、後ろから、斜め前から、上からこの映画が持つパワーを感じることができます

♪I Shall Be Released/ボブディラン

最近ノーベル賞を受賞した『ボブディラン』の『♪I shall be released』のカバーが使用され、ドラマの展開に花を添えます
私も名前は知っていますが、ボブディランという人がノーベル賞を受賞した理由すらもこの映画、この歌からもうかがい知るきっかけにも。。。
※決してこれが直接的に評価されてボブディランが評価されたことはないと思いますが。。。

映画『チョコレートドーナツ』公式予告

・公式予告編でも泣いた人がいるらしいぐらいの予告編



エンドロールを見ながら、何を想うかも様々な『チョコレートドーナツ』一人でも見ても二人で見ても感動する傑作映画でした。

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